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MICHAEL SIMON
& ROOTS UNITED
Revelación
2004 [PRAMISI] |
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ベネズエラ生まれのラテンジャズ・トランペッター、マイケル・サイモン率いるルーツ・ユナイテッドのデビュー・アルバム。ラテンジャズといっても、全編波打つトゥンバオ、といったようなキューバン・グルーヴだけではなく、これが実に多彩。
マイケル・サイモンは、パタートのレコーディング他USラテンジャズ・シーンで知られる、トラップドラマーのマーロン・サイモンの弟で、さらに兄弟の間にはピアニストのエドワードも活躍しているという、父親を含むミュージシャン一家。デビュー祝いに駆けつけるように、マーロンはバンドメンバーとして、エドワードは1トラックにゲストとして参加している。
全曲マイケル自身の作曲によるオリジナルになるわけだけれど、コンポーザー、トランペッターとしての力量もさることながら、アレンジャーとしての優れた能力がひときわ印象に残る。
ミュージシャンそれぞれのソロワークが光るデスカルガ調の曲に始まり、アフロプエルトリカン・リズム“ボンバ”を用いた曲、ヒーリングミュージックのように優しいラウンジジャズ、ベネズエラの香り高いガイタ・デ・タンボーラのリズム、ジェリー・ゴンサレス&フォート・アパッチ・バンドへのリスペクト・チューンはルンバ・クラーベ等々…。大きな振り幅を持っているわりには散らかりがなく、実に節操とまとまりがあるのだ。
ティーンエージャー時代に、イラケレのステージを観たことによってラテンジャズへ傾いたという思い出の地、キュラソーの街並みのように、色彩とコントラストが美しく、清々しい空気が漂うエレガントなラテンジャズ・アルバム。主役としてのマイケル・サイモンの今後の活動が非常に楽しみだ。
ちなみにベネズエラ風味の強いトラックで、ガイタ太鼓などのユニークなパーカッションを叩いているのは、近年頻度の高いリリースでサルサのファンにもよく知られている、同郷のヘラルド・ロサレス。ホーンアンサンブルの美しさだけでなく、ラテンパーカッションに興味のある方も楽しめる一枚ではないだろうか。(2005.11 SY)
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